ガラス製でも保温は大丈夫ですか?
ガラス製の場合は、陶器に比べると、保温性は落ちるのですが、ただし、ティーポットで紅茶を入れたら、すぐに、ティーカップに移し変えるので、保温性はあまり問題にはなりません。
もし、ティーポットに紅茶を30分ぐらい長い時間を置いておく場合は、陶器のほうがいいと思います。ただし、紅茶を入れるときに、中のジャンピング(茶葉の上下運動)の様子などを見やすくなるのは、ガラス製のティーポットです。
ジャンピングとは、ポットの中で茶葉が上下運動することをいいます。 茶葉の表面に、空気の泡がつくことで茶葉が浮き上がり、また空気の泡がとれることで、茶葉が沈んでいきます。それを繰り返すことをジャンピングといいます。ジャンピングすることで、茶葉の成分がしっかりとお湯の中に抽出されるので、紅茶が美味しくなります。
ハーブティーにも最適
ハーブティー用ののポットは、紅茶と同じガラス製 ティーポットを使えます。
ハーブティーは、紅茶のようにジャンピングさせなくても良いので、ポットも丸型にこだわらなくても良いですすが、出来ればガラス製のポットの方が、水色やハーブの状態が見えて分りやすいので良いです。
また、ポットのフタに茶漉しが付いているタイプのもので、ハーブティーが外に出ずに便利です。ハーブの入れ方は簡単なので、一度チャレンジしてみてください
ティーポットの正しい使い方 おすすめ
ティーポットを使うときは、分量どおりに作らないとよくないです。300ccのポットの場合は、お湯は300cc使ってください。半分の150ccにしたりすると、ポットの中で茶葉がジャンピングしてくれないので、よくありません。
小さなポットでも、たいてい300tくらいのサイズなので、ティーカップ3杯分くらいの紅茶が作れます。
一人で茶葉で飲みたい時に、1杯分でいいので、茶葉も1/3にして、お湯も1/3の量を注ぐとティーポット半分程度の量になりますね。
そうしたら、丸型のポットのちょうど半球分になるので、茶葉のジャンピングが難しくなります。紅茶を美味しく淹れるコツはジャンピングなので、ジャンピングさせるために丸型ポットにちゃんといっぱいお湯を注ぐ事が大切なので、
半量でつくるのは、あまりおすすめしません。
一人分でしたら、テイスティングカップまたは、マグカップに茶漉しが付いているタイプのものも良いと思います。