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スリランカ紅茶 豆知識
スリランカ紅茶 旅日記
スリランカの紅茶産地を見るために、現地のスリランカまで旅した日記を公開してます。
写真:スリランカのディンブラ地方の茶畑にて。 セレクトショップ店主/中野
スリランカの紅茶の産地を見学して思ったのは、とても高低差のある国だと思いました。 車で何度も急な坂道を登ったり降りたりしながら、産地を見学していきました。
それだけ高低差があることは、紅茶にとっては、とてもいいことです。
また、余談ですが、スリランカはとてもカレーが美味しい国でした^^ スリランカは紅茶だけではなく、スパイスの一大産地でもあるため、スパイスが新鮮で、それで作ったカレーは、何杯でも食べたくなるような、スパイシーなカレーでした。 紅茶もスパイスも、鮮度がいいほど美味しいと思います。
昔の呼び名 「セイロン紅茶」
スリランカは島から出来ていますが、この島は、「セイロン島」と呼ばれていたため、昔は、スリランカ紅茶ではなく、セイロン紅茶と呼ばれていました。いまでも、60歳以上のお客様からはよく、「セイロン紅茶ありますか?」と聞かれることがあります。
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紅茶の産地が点在する国
スリランカ紅茶をセイロン紅茶と言うこともありますその島国の中央に大きな山があるため、東側と西側では、気候が全く違いますが、その気候の違いが、スリランカの各産地の紅茶の個性を作ります。
ディンブラ地方やキャンディ地方は、中央の山の西側にあり、ウバ地方は、中央の山の東側にあります位置が違うため、雨季や乾季などのシーズンや、土壌が違うため、それがその場所でとれる紅茶の香りや味に影響を与えます。
スリランカ紅茶 5大産地
スリランカには、 5つの紅茶の産地があります。 ウバ・ディンブラ・キャンディ・ルフナ・ヌワラエリヤです。
5つの産地は、全く違った味になっています( 5つの産地の特徴 )。 季節風や天候が違うため、紅茶の味にそれぞれ違いがでます。
各産地の名前によって、そこでとれた紅茶の名前がつけられます。
(例) ディンブラ地方で摘まれた紅茶は → ディンブラ紅茶
ダージリン紅茶 使い方の違い
私の好みはホットで入れるときはダージリン 紅茶が好きですが、アイスティーを入れる場合は、スリランカ 紅茶が好きです。
スリランカの中でも特に、ディンブラ 紅茶は、特にアイスティーに最適です。
スリランカのディンブラ紅茶は、はっきりした明るい味なので、アイスティーにすると、すっきりした味で飲みやすいです。
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スリランカ紅茶 歴史の起源は?
スリランカは、かつては、イギリスの植民地でした。最初は、コーヒーの樹がたくさん植えれらたのですが、コーヒーの樹が病気にかかってしまい枯れたため、そのかわりに、紅茶の樹が栽培されるようになりました。
イギリス人が栽培を開始して、大規模農場(プランテーション)を作っていきました。大量に作るので、かつては、高価で貴族しか飲めなかった紅茶の価格が手ごろになり、イギリスの庶民の間で、スリランカ紅茶が流行していきました。
写真:セレクトショップ/中野 (スリランカの産地を見学したとき)
ウバ紅茶のウバ地方
スリランカのウバ紅茶は、日本ではとても有名ですが、スリランカでは無名です。
スリランカの紅茶を仕入れに、スリランカに行ったときに、都市のコロンボで、旅行代理店で
「ウバに行きたいけど、どうやって行ったらいいですか?」 と聞いたのですが、
「ウバは、どこですか?」 と、逆に聞き返されました。 (^^;
スリランカでは、ウバはほとんど行く人がいなくて、ほとんど知られていない地域です。
スリランカの現地の人は、ディンブラ紅茶を飲んでいる人が多く、ウバ紅茶はあまり飲まれていないようでした。私がスリランカに行ったときの、スリランカ紅茶 仕入れ旅日記も、ぜひご覧ください。
レモンティー向き
スリランカ紅茶は、レモンティー向きの紅茶です。
レモンティー向きの紅茶は、昔ながらの紅茶のスリランカ産の紅茶が良く合います。紅茶らしいオーソドックスな味なので、レモンの味と香りと喧嘩せずに、紅茶の味とレモンの味のバランスが取れ、美味しく飲めます。
また、スリランカ産でも、ディンブラ紅茶、キャンディ紅茶がレモンティーに最適です。レモンを入れると、レモンの酸のせいか、水色がとても明るく変わります。他にも、インド産のニルギリ紅茶は、サッパリ爽やかな味と香りなので、レモンティーにしても相性が良いです。
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