1.摘みたてのハーブを指でちぎり、軽く洗い、水気をきります。
フレッシュハーブはドライハーブの2、3倍の量を使います。ティーカップ1杯に対して
ティースプーン山盛り2、3杯程度。
2.お湯を沸かします。ティーポットとティーカップを温めておきます。
3.ハーブをティーポットの中に入れ、沸騰したてのお湯を注ぎます。
4.3〜5分蒸らします。砂時計を使ってゆっくり待つのもいいですね。
5.茶漉しを使って、ハーブティーをティーカップに注ぎます。
(大きいリーフのハーブなら茶漉しはいりません) 飲む前に香りを楽しみましょう!
紅茶とハーブのブレンドティーの作り方
●ハーブとブレンドするのにあう紅茶は?
「ハーブに合う紅茶は、あまりクセのない紅茶を選ぶのがおすすめです。」
紅茶とハーブをブレンドして、ハーブ紅茶を作っても楽しいです。ミントと紅茶をブレンドしてミントティーにしたり、ローズと紅茶をブレンドしてローズティーにしたり、色んなハーブ紅茶が作れます。
ハーブに合う紅茶は、あまりクセのない紅茶を選ぶのがおすすめです。また、どのハーブを使うかによっても、選ぶ紅茶は変わります。
●ミント紅茶を作る時の茶葉は?
「ニルギリ紅茶が合います」
例えば、ハーブのミントと紅茶のブレンドなら、キャンディ紅茶、ニルギリ紅茶がおすすめです。キャンディ紅茶でミント紅茶を作ると、紅茶のまろやかな甘みの中に、ミントの爽やかな香りが美味しいです。
ニルギリ紅茶でミント紅茶を作ると、ニルギリのさっぱりとした清涼感のある味わいと香りに、さらにミントの爽やかな香りが加わり、清々しい味わいになります。アイスティーにするなら、ニルギリ紅茶でミント紅茶を作るのがおすすめです。
●紅茶じゃないですが、フレッシュのミントで淹れてみたら
自宅にミントがあったので、紅茶ではないですが、生のミントを使ってミントティーを作ってみました。ミントは、自宅の家の植木鉢に育っていたミントを使いました。いつ植えたのかも覚えていませんが、数年は経っているはずです。
水やりをしているぐらいで、そんなにお世話も特にしていませんでしたが、やわらかい緑の葉っぱが可愛く、美味しそうでした。ミントを摘んできて洗って、ティーカップ1杯分(120cc)のお湯に、ミントの葉っぱを2枚くらい入れ、3分くらい漬けておくだけで、フレッシュミントティーの完成。
ミントの爽やかな香りが立ち、飲んでみたら、口の中にミントの香りが広がります。ミントの葉をスプーンで傷をつけてから入れると、より濃くミントの味と香りがしっかり出ました。
ハーブティーにジャンピング(ポットの中での上下運動)は必要ですか?
ハーブティーにジャンピング(ポットの中での上下運動)は必要ですか?
●ハーブティーはジャンピングさせるべき?
「ハーブは特別ジャンピングさせなくても良いです」
私は、ハーブティーを淹れる時も、紅茶のようにジャンピングさせないといけないと思っていたのですが、ハーブの場合は紅茶とは違うようです。 紅茶の入れ方では、茶葉をジャンピングさせた時と、させなかった時では、美味しさが全然ちがいます。
同じ紅茶でも、ジャンピングさせた紅茶はとても美味しいのに、ジャンピングを失敗してジャンピングさせなかった紅茶は驚くほど美味しくないのです。ですので、ハーブもジャンピングさせた方が美味しいと思っていました。ハーブティーをポットで淹れるときは、紅茶と同様に、ハーブがジャンピングするようにして、いつもハーブティーをいれていました。
そして、ある日、紅茶専門店の同僚から、ハーブは特別ジャンピングさせなくても良い、と教えていただきました。
●ハーブをジャンピングさせなかった時の味は?
「ちゃんと美味しかったです」
試しに、ハーブをわざとジャンピングしないようにポットで淹れてみました。 すると・・・カップに注いで、ひとくち飲んでみると・・・大丈夫でした。美味しかったです。 ジャンピングさせなくてもハーブティーはちゃんと美味しいです。 なので、ハーブを淹れるのに、あえてジャンピングはさせなくても良いみたいです。
●そもそも、紅茶をジャンピングさせる理由とは?
緑茶は発酵度が低いから、茶葉の成分が外に出やすい(抽出されやすい)のに比べて紅茶は発酵度が高く、茶葉の成分が外に出にくい。そのため、紅茶は、温度を高くして、ジャンピング(ポットの中で上下運動)させて 無理やり、茶葉の成分を外に出しています。ハーブティーも、成分は外に出やすいため、ジャンピングは紅茶のようには必要なかったです。
自分でできるブレンドハーブティーの作り方
自分でできるブレンドハーブティーの作り方
●自分の好きなハーブを選んでオリジナルでブレンドを作ってみたい
色んなブレンドハーブティーがありますが、自分の好きなハーブの組み合わせでオリジナルのハーブティーを作ってみたいと思い、チャレンジしてみました。茶葉をブレンドする道具としてブレンダーも売られていますが、お試しでチャレンジしただけなので、家にある道具で代用してやってみました。
ブレンダーは、茶葉をまんべんなく混ぜる道具なので、要は、いろんなハーブが混ざれば良いと思い、代わりに用意したのは、調理器具のボールとスプーン。 そして、好みのハーブを選んでブレンドしてみました。
ブレンド方法は簡単。 ボールに、好きなハーブを2〜5種類ぐらい入れて、入れる量も適当に入れて、スプーンで色んなハーブが全体に混ざるようにスプーンで混ぜるだけで、オリジナルハーブティーの完成です。
●レモングラスとカモミールのブレンドハーブティー
実際に、やってみたブレンドを紹介します。まずは、簡単に2種類のハーブを使ったブレンドハーブにチャレンジ。選んだハーブは、レモングラスとカモミール。
レモングラスは、さっぱりと爽やかなレモンの香りが広がるハーブです。
カモミールは、ふわっと優しいお花の香りとまろやかな甘みがあります。
ティーカップ1杯分(120cc)に、レモングラス1g、カモミール1gの量で蒸らし時間3分で淹れてみました。飲んでみると・・・カモミールの甘みがまろやかで、レモングラスの爽やかな味がカモミールの強さを和らげて、飲みやすく、後味はレモンの香りで美味しかったです。