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ダージリン旅日記
オカイティー茶園 訪問記

ダージリンの町から車で3時間、西に進むと「オカイティー茶園」に到着しました!

すごく標高が高く2000mあります。 かなり冷え込んでいました。

オカイティー茶園のマネージャー(総責任者)が茶園を見ながら、説明してくれます。

オカイティー茶園 かつて、英国エリザベス女王が絶賛したエピソード。

今月、オカイティー茶園に訪れたときは、茶園のマネージャーの家族とお会いして、食事をいっしょにいただきました^^

現地で、茶園マネージャーから興味深い話を聞きました。かつて1959年の紅茶の品評会で、英国エリザベス女王がこの茶園の紅茶を気に入り、絶賛したことは知られていました。

そして、誰かが、この茶園の紅茶を飲んで「OKAY! TEA!」と言って、それを略して、そこからオカイティー(OKAYTI)と茶園名が名づけられたのです。

この誰かとは、じつは、英国女王エリザベスその人だったのでした。そのことを、マネージャーから聞いたときには驚きました。

1959年の品評会で女王が絶賛し、「OKAY!TEA!」 と言い1960年に当時の茶園名「ランドゥ茶園」から「オカイティー茶園」に改名されました。 (マネージャー談)

この茶園の名前が変わったことは知ってましたがまさか、それが英国エリザベス女王によるものとは初耳でした^^

女王は、よほど、この茶園が気に入ったのですね!でも、現地に訪れてみると、ダージリンの中でも特に標高の高いところに茶園が位置しており、この茶園の環境の良さと紅茶の良さを実感できました。

オカイティー茶園の紅茶 現地のオカイティーまで行ったことにより、より素晴らしい新茶ができることになりそうです。

ご期待くださいませ!

オカイティー茶園は、広大な茶園です。 茶園の中に60もの丘があります。

大きな茶園です。いい紅茶はこの広大な茶園の中からわずかだけ厳選されて生産されます。

いまは、ちょうどいいシーズンに訪れることができました。 茶樹の先に新芽が育っていました。

オカイティー茶園のマネージャーさんの家族です。(奥さんと子供さんと) 

私(写真右から2番目)が肩にかけているのは、茶園を訪れたときに歓迎の意味がある布です。

オカイティー茶園のマネージャーさんの家で食べたご飯です。 手前は揚げパンのようなもの、奥が野菜のカレー煮込みとチーズのカレー煮込みです。 「すごく美味しかった!^^」 

やっぱり、いい紅茶を作る茶園の方の味覚はすごい!と改めて思いました。

これは、オカイティー茶園にある中国種(中国原産)の茶樹です。樹齢が古く、小さい茶樹ですが、リーフの成長が遅いだけ、栄養素のつまったリーフになり、かなり高品質な紅茶になります。

枝の先のほうに見える黄緑色のリーフが、いいリーフです。 オカイティー茶園は標高の高いところにあり、寒くなるとこのような色の新芽が育ちます。 

寒くて、リーフの成長が遅いので栄養素の高い品質のいいリーフができあがります。

ダージリンの朝は寒い(^^; でも、その寒さゆえ、いい紅茶が出来上がる理由とは?

ダージリンはご存知のとおり、かなり高いところにあります。ヒマラヤ山脈の麓ですからねー!朝はかなり冷え込みますよ。^^

ダージリンの昼は、いまの日本の昼よりも温かいのですが (日差しが強いので)夜になると、急激に冷え込みます。

就寝時には、6枚ほど重ね着してましたが、朝4時ぐらいの一番寒いときになると、目が覚めます(^^;。

寒くて、目が覚めるのです。「あー、寒い、冷え込む(^^;」 と。顔の部分が、すごく寒いんです。

さすがに、顔いっぱいに服を着る訳にはいかないので、顔の部分の寒さは、どうしようもありません。(^^;

ダージリンの朝は、ほんとに冷え込む・・・京都は、盆地だから底冷えすると言いますがダージリンは、それ以上にすごい冷え込み方でした。

でも、この冷え込みが、いい紅茶を作るんです! (^o^)/ なぜかと言うと・・・

昼は温かくて、朝や夜は冷え込むので、寒暖の差があります。それだけ厳しい環境の中では、お茶の樹が強くなろうとして、リーフ(茶葉)の中に養分を蓄えます。

その、たくさん蓄えられた養分のあるリーフを製茶すると養分のおかげで、旨み成分のある、香りのいい美味しい紅茶が出来上がります。

標高の高いダージリンは、最適な紅茶の産地なのですねー。^^

茶園の奥に見えているのが、オカイティー茶園の製茶工場です。 オカイティー茶園の紅茶はすべて自社の製茶工場で一貫して紅茶が製茶されていました。

左から、オカイティー茶園のマネージャー、紅茶エージェントの方、オカイティー茶園の製茶工場長の方です。 

笑顔がいいですね!^^

オカイティー茶園で遊んでいた子供達。 ダージリンは、チベットやネパールにも近いため、顔は日本人ともよく似ています。 

親しみがもてますねー!

オカイティー茶園のマネージャーさんの家です。 オカイティー茶園では、茶園や製茶の工程など、どれもすごく丁寧に教えていただきました。 

当店が昔、初めて仕入れた紅茶がオカイティー茶園のオータムナル(秋摘み)でした。 ほんとに感謝しなければならない、いい茶園だと。

マーガレッツ・ホープ茶園 訪問記


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