紅茶の茶樹 中国種とアッサム種

中国種とアッサム種 茶樹の違い


さて、今回は紅茶の木(茶樹)のお話です。

紅茶の茶樹には2品種あります。

■インド・アッサム地方原産のアッサム種
■中国・雲南省原産の中国種

どの品種を使っているかによって、その紅茶の香り、 味がかなり違っています。

飲み比べると誰でもわかるほどの違いがでます。
(このあたりが紅茶の面白さ!!)

もともと、中国種の茶樹をつかって、緑茶や紅茶が 作られてました。いまでも日本にある茶樹は中国から 輸入された中国種の茶樹です。

イギリス人により、インドでアッサム種の茶樹が発見 されると、アッサム種と中国種が交配されインドやスリ ランカなどで紅茶の生産が始まりました.....

ダージリンでも茶園により、中国種、アッサム種、 または交配種など使う品種が違います。品種により その茶園の個性が決まりますっ!

同じダージリン産の紅茶(←この場合、茶園限定のダージリン紅茶の意味でブレンドされたメーカー品のダージリン紅茶の意味ではない)でも、全く違う印象 を受けるのはこの茶樹の品種による違いですネ!

◆[中国種の茶樹]◆

非常に優雅で高貴な感じのする香りが特徴です。 緑茶と同じ中国種を使っているので緑茶のような印象があります。香りは特に個性的で香りが「高い」 といった感じです。

一般的には中国種使用の紅茶のほうが高い価格で取引きされます。普通に売られているダージリン紅茶は中国種使用のものはほとんどありません。

◆[アッサム種の茶樹]◆

紅茶らしい紅茶の香りがでます。香りがキリッとしていて強いという印象があります。リーフ色は濃くて、こげ茶色や黒色をしています。リーフは大き目です。「鋭く」「強い」香りが特徴的です。
以上、中国種とアッサム種の説明でした。

初めての方でも、最初の1ティーカップで中国種とアッサム種....その違いがわかります!


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