イギリス紅茶の歴史

イギリス紅茶の歴史起源


まず、時代はスペイン・ポルトガルの大航海時代から始まります。

1510年から1580年の間が彼らの時代でした。その間の、1516年にヨーロッパに初のお茶がポルトガルの船に積まれてやってきました。しかし、特に世界に広まることはなかったようです。イギリスにお茶が登場するのはずっと後になります。そのきっかけとなったのは、ポルトガルの勢力が弱まり、オランダの時代がやってきた事にあります。(1595年〜)

そうなんです。まず、お茶をたしなんだのはイギリスでもなく、フランスでもなく、オランダなのです。オランダの船は1610年に、ジャワ島を経由して中国と日本のお茶(少)をオランダに持ちかえったのです。その時のお茶は緑茶であったと言われています。イギリスにようやくお茶が現れるのは、オランダから約50年遅れた1652年の事になります。

そして、そのきっかけとなったのがコーヒーハウスの登場です。ロンドンにオーsプンしたコーヒーハウスでは、コーヒー、チョコレート(ココア)、お茶が販売されたのです。その当時、ロンドンには15件のコーヒーハウスが存在していました。 男性の情報交換の場として栄えていました。そこで、ようやくお茶は飲み物として知られるようになっていくのです。しかし、コーヒーハウスは女性立入り禁止だったため、男性の飲み物であったと言ってもよいでしょう。お茶は、以外にも男性から飲まれていたのですね〜。(^^)

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ティークリッパーは速さを求めた


昔、ヨーロッパで紅茶がすごく流行っていたときには、船で中国、イン ドからヨーロッパまで紅茶を運んでいました。

どの船が一番早く、エリザベス女王に紅茶を献上するのか。

アジアからヨーロッパまでの船(ティークリッパーと呼ばれる)のレー スが展開されていたのでした。

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速さにロマンを求めた19世紀

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19世紀、中国の茶、ダージリン、アッサムの紅茶は世界の貿易品の中でも最も高価に取引きされ、一番、 重要なものでした。

イギリスの貴族階級を中心に、特に、ヨーロッパで は高値で取引きされていましたが、ヨーロッパでは茶 は生産されないので、アジアで生産される茶をいかに 迅速に早く、ヨーロッパまで輸送できるかが、それぞ れの国にとって、大きな大きな課題でした。
1860年代には、毎年新茶の季節になると、予め航路を決められた茶の輸送レースが行われるようになり、 優勝者には莫大な賞金が手渡されました。

茶を早く運び、英国女王に献上する、という名誉を得るため、それぞれの海運業者は、しのぎを削っていたのです。

中国との茶の貿易はイギリスの独断場でしたが、 イギリスより独立して、力をつけてきたアメリカが「ティークリッパー」なる高速帆船を開発し、より早く茶を輸送することに成功しました。

このことがきっかけで、世界の7つの海を制していたイギリスにとってかわって、新興国アメリカが世界貿易で力をつけるようになっていきました。

茶.. それは...

世界覇権を左右するほどの産物だったのです。

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