アールグレイ 紅茶

紅茶をよく知らない方でも「アールグレイ」は耳にしたことがあると言う方が多いのではないでしょうか。

アールグレイはフレーバードティーの一つです。

一般には純粋な紅茶にベルガモットで香り付けしたものを指します。


目 次

1  名前の由来

2  誕生に深い関係

3  ベルガモットはどんな果実

4  いつ頃から人気?

5  味わい

6  飲み方

7  おすすめ

名前の由来は?


そもそも、名前の由来はイギリスの政治家で首相をつとめたチャールズ・グレイ(1764年生−1845年没)にちなんで名付けられました。

チャールズ・グレイは大の紅茶好きで、政治家という仕事柄、他国の文化にも触れる機会が多く、

当時の中国国内で愛飲されていた正山小種(ラプサン・スーチョン)をチャールズ・グレイがとても気に入ったことがきっかけだったとされています。

アールは英語で伯爵、グレイはチャールズ・グレイのグレイですから、アールグレイは直訳すればグレイ伯爵という意味なのです。

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アールグレイ誕生に深い関係がある正山小種


しかしながら、正山小種(ラプサン・スーチョン)は、現在のアールグレイの香り付けに使用されるベルガモットを使ったお茶ではなく、

龍眼(ライチに近い味わいの東南アジアの果物)を使ったお茶であり、イギリスでは自生しておらず国内生産は難しかったのです。

そこで、それを模して新しく開発されたのがアールグレイでした。

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ベルガモットはどんな果実?


ベルガモットはトルコ語で「梨の王」に由来し、その名の通り果実の形は梨のような柑橘類の植物です。

イタリア周辺の地中海をはじめ、カナリア諸島やチュニジアなどの北アフリカをが原産です。

香りがとても強く、果肉は苦味と酸味があるため食用には適しません。

その代わり、オイルを抽出して香水にしたり、健康のために摂取したり、虫除けとして用いたりします。


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アールグレイはいつごろから人気になった?


アールグレイが世界の紅茶市場に流通するようになったのは1960年ごろで比較的歴史は浅いフレーバードティーです。

チャールズ・グレイが考案したと言われることもあるアールグレイですが、

チャールズ・グレイが生きていた時代にはアールグレイはまだまだマイナーな紅茶だったと言えるでしょう。

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アールグレイの味わいは?


ベルガモットの爽やかですっきりとした香りと紅茶の茶葉本来の旨味が雑味なくマッチした味わいです。

入れたときの香りはリラックスした気分をもたらします。

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飲み方


アールグレイは香りを重視した紅茶です。飲み方としては薄めに淹れていただく方が香りを楽しめるかと思います。

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おすすめ


アールグレイは、すっきりした香りがお勧めです。天然の香料なため香りがつんっとせず自然と香りが広がります。

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