アイスティー 作り方
アイスティー 紹介
暑い季節にも紅茶を楽しむなら、氷が浮かんでグラスに水滴のついた涼しげなアイスティーがおすすめです。
アイスティーはその名の通り冷たいお茶ですが、ホットで入れたものを上手に冷やさなければ美味しくなりません。
そこで、今回はアイスティーの上手な作り方をご紹介します。アイスティーはとにかく冷えていなければ美味しくありません。
氷の量に気をつけながら自宅で本格的なアイスティーに挑戦してみてくださいね。
アイスティーにおすすめの紅茶の作り方
アイスティーに使う紅茶は、ストレート向きのものや春摘みで青みの若々しい味わいのものを始め、
アールグレイやアップルやピーチなどのフレーバードティーもおすすめです。
茶葉の産地としてはダージリンやニルギリやキームンは水色も美しくさっぱりとした飲み口に仕上がります。
アイスティー 準備するもの
通常のホットの紅茶を入れる時と同様に、ポット、紅茶の茶葉、水(軟水が良い)、茶こし、グラスを用意します。
これに加え、多量の氷とポットとは別の容器(300ccほど入るもの)を1つ準備します。
容器はガラスか陶器でできたものがおすすめです。
耐熱であることはもちろん、茶葉の香りが移りにくいからです。ポットに予め熱湯を注ぎ温めておきます。
アイスティーの手順 グラス1杯分の場合
水(軟水)を煮沸させてカルキを飛ばします。ポットのお湯を捨てて茶葉を3g入れます。
煮沸させた水(軟水)100ccをポットに注ぎ蓋をして3分蒸らします。準備しておいた容器に氷を入れます。氷の入った容器に蒸らし終えた紅茶を茶こしで茶葉をこしながら注ぎます。
注ぎ終えたらマドラーで軽くかき混ぜ、紅茶の温度を均一にして出来上がりです。甘さを足したいときには氷で冷却する前に紅茶に砂糖を足してください。
また、作りおきをする場合には、紅茶が十分に冷えたら一度氷を取り出し冷蔵庫で保管し、飲む直前に氷を足してください。
アイスティーを作るときのポイント
アイスティーをお湯出しで作るときに気をつけたいポイントはずばり「クリームダウン」です。
「クリームダウン」とは、緩やかに温度が下がるときにタンニンとカフェインが結合して成分が変化し、紅茶の水色が白く濁ってしまうことを言います。
例えばお湯出しの紅茶を冷蔵庫で冷やしてしまうと徐々に温度を下げることになりますので、クリームダウンが起こりやすくなります。
紅茶が「クリームダウン」を起こすと見た目の爽やかさが失われてしまいます。
また、タンニンが少ない茶葉の場合、味の変化があまり感じられないかもしれませんが、クリームダウンを起こすことで少なからず味わいも香りや余韻の質も落ちているのです。
クリームダウンを起こさないために
クリームダウンを起こさないためには、とにかく一気に冷やすことです。
氷の量で冷やす速度を早めなければなりませんが、熱い紅茶を注いだ瞬間に氷が全て溶けてしまうようでは氷が足りないと言えるでしょう。
また、砂糖やティーハニーを加えることによって紅茶の成分に変化が生じ、タンニンとカフェインの結合を妨げるのでクリームダウンが起こりにくくなります。
水出し
水出しとは水で紅茶を作る方法です。夏に熱い紅茶を飲むのは嫌だ、熱いのを冷やすのは大変という人には必見の作り方です。
ティーバック
お湯を注ぐだけで、簡単につくれるものがティーバックです。時間短縮したい人や、紅茶を淹れるのが苦手な人には最適です。
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