ロイヤルミルクティー 作り方

"ロイヤル"の意味


濃厚なミルクティーを指す「ロイヤルミルクティー」という言い方は日本ではよく耳にする言葉ですが、実は海外ではまったくもって意味が通じない紅茶の呼び方であることをご存じですか?

ロイヤルミルクティーは和製英語で、“ロイヤル”という響きから高級感や贅沢さが連想されるためと思われます。

海外ではロイヤルミルクティーのことを「シチュード・ティー」と言います。

シチューは料理のシチューを思い浮かべてもらえばお分かりの通り“煮込む”という意味の英語です。

ロイヤルミルクティーは、火を通さない「英国式ミルクティー(“Tea With Milk”)」と違い、鍋に牛乳をいれて煮込むことが最大の特徴です。

それではその作り方を具体的に見てみましょう。

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ロイヤルミルクティーの美味しい作り方


用意するものは、カップ1杯分、茶葉(3〜4g)アッサム種の茶葉でCTC製法によるものなど、ミルクティー向きのもの、

ミルク(80cc)低温殺菌の常温の牛乳(低脂肪乳が乳臭くならずに良い)と水(80cc)必ず軟水を用意してください。

砂糖(適量)はグラニュー糖が良いです。

作り方の手順は、底の深い小皿に茶葉を入れ、熱湯を茶葉が浸るくらい注ぎ蒸らします。

カップにお湯を注ぎ温めておきます。鍋にミルクと水を入れ火にかけます。

沸騰直前に火を止め、蒸らした茶葉を入れ3分ほど待ちます。

温めておいたカップのお湯を捨て、茶葉をこしながらカップに注ぎます。お好みの量の砂糖を加えます。

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作り方のポイント


茶葉をむらさずに鍋に入れるとミルクの脂肪やタンパク質が邪魔してうまく茶葉の成分が抽出されません。

茶葉は必ず熱湯で蒸らしてください。

ところで、ロイヤルミルクティーの作り方によく似たものにインド式ミルクティーの「チャイ」があります。

ロイヤルミルクティーはチャイがイギリスを中心にヨーロッパへ伝来し、変化したものと考えられます。

最大の違いは、ミルクを沸騰させるかさせないかというところにあるでしょう。

ロイヤルミルクティーはミルクと水を合わせて沸騰直前で火からおろしますが、チャイはミルクを泡立てさせて吹きこぼれるほど沸騰させます。

このような違いが生まれた背景には、イギリスなどで手に入る茶葉が高級でストレートで味わっても十分美味しいのに対し、

インドなど紅茶生産国では昔は安価で手に入る余り物の茶葉が主流であり、煮出すことによって紅茶の味を引き出す必要があったからです。

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簡単


レシピがあれば簡単にお店で飲むようなロイヤルミルクティーが自宅で作れます。

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